こんにちは、HSPエッセイストのこはくです。
あれやらなきゃ、これやらなきゃ。
あれがしたい、これがしたい。
頭の中では、すごく活動的な自分を思い描いてワクワクしてたのに、いざやろうとすると動けない。やる気が出ない。
今回は、そんなときにぜひ取り入れてほしい考え方を書きました。
・「やる気」も「本気」も存在しません
・やる気のない今だからこそ、等身大の目標が立てられる(体調に波のあるHSPさんは特に大事!)
・「頑張れないときでもできること」を本気で考える
思うように頑張れないときも、自分を責めることなく、少しでも前向きでいたい…
そんなあなたに、ぜひ読んでほしい内容です!
やる気も本気も、存在しない?
いきなりですが、少しショッキングなことを言います。
私たちが求めてやまない「やる気」と「本気」、
……実は存在しないのです。
「へ?」って感じですよね。
けれど、思い返してみてください。
「よし、今からやる気出すぞ!」
「明日から本気出す!」
と思って、実際に出せたこと、今までどのくらいありますか?
それよりも、過去を振り返って、
「当時はやる気で満ち溢れてたなあ…」
「あのときは本気で頑張れてたなあ…」
みたいに感じることのほうが多くないでしょうか?
冒頭に書いた「やる気も本気も存在しない」というのは、少し極端な言い方ですが、これらの言葉は『やらない人が自己肯定感を保つための概念』であると言えます。
平たく言うと、『やらない人の言い訳』ってことです。(グサァッ!)
この考え方は、メンタリストDaiGoさんが動画でお話しされていたのですが、それはもう衝撃的でした。
まさに「どうすれば本気の自分になれるかなー」と考えていたところだったからです。
「やる気」と「本気」は、やらない人が言い訳をするための言葉
やる気のない今こそチャンス!“等身大の目標”
やる気も本気も、存在しない。
悲観的になるのは、ちょっと待ってください!
やる気のない今だからこそ、できることがあります。
それは、等身大の目標を立てること。
目標を立てるときってワクワクしますよね。
始める前から、達成後の自分を想像してニヤニヤしたり、悦に浸ったり。
それはそれでいいと思うんです。一種の気分転換みたいな感じで。
けれど、わたしの場合、
目標を立てる → 目標どおり動けない → 自己嫌悪
のパターンが常習化していました。
そうなんです。目標を立ててるときのワクワクって、今の自分までをも美化してしまうんですよね。
いつも動けない自分が、目標を立てることで動けるようになるんじゃないか。
今まで、ことごとく習慣化に失敗してきたのに、いきなり「毎日ブログ更新する!」とか「毎日朝散歩する!」とか、無理めな目標を立ててしまったり。
だからこそ、やる気の出ない今、
「いや、ブログ書くぞ!と思いつつ、ひと月放置してた自分が、いきなり毎日更新なんかできるわけないやん」
「その気になればやる気も出ると思ってたけど、いつになっても出てこんやん」
と冷静にツッコミを入れられる今こそ、目標を立てるにはベストなんです。
特にHSPさんは、体調に波があることが多いから、この考え方は重要です。
ついつい調子のいいときに目標を立てて、その後三日坊主になって、自己嫌悪に陥るってパターン、多くないですか?
やる気が出ない、体調が優れないときでもできることって何だろう?
一度じっくり考えてみてください。
やる気のない今だからこそ、等身大の目標が立てられる
*体調に波のあるHSPさんは特に大事!
「頑張れないときでもできること」を本気で考える
ToDoリスト(やることリスト)を見直すポイントとして、「自分が本当にやりたいことなのか、自問自答する」といった方法を耳にすることがあります。
「自分自身が心からやりたいと思えないことは、思い切ってToDoリストから消してしまいましょう!」というものです。
でも、
ってことありますよね。めちゃくちゃ分かります。むしろそういうことのほうが多い。
だから、「本当にやりたいことである」ということには、まず自信を持ってください。
「本当はやりたいと思ってるんじゃなくて、そう思わされてるんだけなんじゃないのか…」とか考えだしたら、そっちにエネルギー使っちゃいますからね(笑)
ただ、「やりたい度合い」には注目してみるといいかもしれません。
例えば、コンビニ弁当をやめて、自炊を頑張りたい場合。
【例】自炊を頑張りたい
・週末だけでも自炊できたらOK
・平日は自炊、週末は外食したい
・作りおきを駆使して毎日自炊したい
・毎朝スムージーを作って飲む
・健康的な食事のために無添加の食品を使う
「自炊を頑張りたい!」と一言で言っても、その度合いは人それぞれですよね。
その度合いによって、目標も変わってくるはずです。
そして、目標を立てるときは、同時に、「頑張れないときでもできること」や「妥協できるポイント」を考えてみましょう。
例えば…
毎日やる → 週末だけ
→ 平日だけ
→ 週3日だけ
自分でする → 誰か(サービス)に頼む
【例】自炊:お惣菜を買う
家事:高性能な家電を買う
仕事:外注する
1分~5分でできる簡単な作業を考える
【例】自炊:レシピを調べる
家事:一か所だけ掃除機をかける
仕事:パソコンの電源を入れる
思うように頑張れないときも、ほんの少し目標に近づけたというだけで、自分を責めずに済み、自信にも繋がります。
また、とりあえずやり始めたら、そのあと意外と頑張れたという経験は、誰しも一度はあるかと思います。
心理学の用語でこれを“作業興奮”というのですが、「頑張れないときでもできること」は、そのきっかけにもなります。
やる気が出ない今こそ、冷静に考えるチャンスです。
ワクワクできなくても大丈夫。
自分にツッコミを入れながら、等身大の目標を考えてみてください。
「やりたい度合い」に注目して、「頑張れないときでもできること」を考える
・「やる気」も「本気」も存在しません
・やる気のない今だからこそ、等身大の目標が立てられる
・「頑張れないときでもできること」を本気で考える