なんだか心が晴れない。もやもやする。
親友や恋人、家族にも言えない。近いからこそ言えない。
でもこの、いっぱいいっぱいの気持ちをどうにかして吐き出したい。
そんなときは、どうか、泣いてください。
最近では「涙活」という言葉を耳にすることもあります。
【涙活とは?】
1か月に2~3分だけでも能動的に涙を流すことによって心のデトックスを図る活動。 寺井広樹氏が提唱。
*涙活 Official website より引用
積極的に涙を流すことで、もやもやした気持ちも体の外へ出してしまいましょう、というものですね。
泣くことが心の健康に良いことは、なんとなく実感している方も多いと思います。
けれど、泣こうと思って涙を流すのはなかなか難しい。映画やドラマ、小説など、物語の世界にどっぷりと浸る余裕もない。
そんなときはぜひ、音楽を聴いてください。
たった5分で、大号泣。
私は今日も1時間は泣きました。(暇人)
『生きてることが辛いなら』 森山 直太朗
「生きてることが辛いなら
いっそ小さく死ねばいい」
どきっとする一言から始まります。
「何にもないとこから
何にもないとこへと
何にもなかったかのように
巡る生命だから」
ポジティブ主義な世の中に疲れたとき。根性論に押しつぶされそうなとき。
後ろ向きな歌詞なようで、聞き終わると不思議と前向きになれる一曲です。
『白』 monobright
「逃げたい やめたい
本当の心で生きてたなら死んでしまうよ」
自分のこの気持ちは本当なのか。
自分にまで嘘を付いてはいないか。
日常に追われ、忘れかけていた本心を引っぱり出してくれる一曲。
聞き終わった後も、ずーんとした気持ちが残ります。
絶望的に落ち込み、ポジティブな歌詞がしんどいときにおすすめ。
『鮮やかなもの』 Every Little Thing
「君の笑顔 君のしぐさ 君の言葉のすべて
僕のためだけにあると信じていたから」
歌詞中の「好きな人が出来たんだ」、かつてこのまんまのセリフを告げられ別れました。
あなたの決断や想いを尊重したい。けどそれは、良い人を演じて、また好きになってもらいたいから。そんな思いで聞いていた一曲です。
『目が覚めて』 スキマスイッチ
「予報どおりに晴れたこんな日でも
何をしたらいいかさえわからない」
こちらも失恋ソング。初めてお付き合いした彼から別れを告げられた日、エンドレスリピートで聞いていました。
あなたといた日々が、まるで幻のようにぼんやりと輝いて思い出される。もしかして私は今ひとりなの?失恋直後の現実感のない寂しさに、そっと寄り添ってくれる一曲です。
『ねぇ』 DREAMS COME TRUE
「だいじょうぶ
最悪の時は もう 過ぎているから」
失恋、死別など、別れの辛さに響く一曲。
「どのポケットも 思い出でいっぱいのその服を 今日は脱いでみようよ
もしかして 思うより 案外平気なことに 気づくかもしれない」
前を向いてみようかなと、少し元気になれる曲。
終盤は曲調が明るくなるので、涙活タイムの締めに聞くのがおすすめです。